贋作のアート-part1-

こんにちは!tonmaです。

今回は贋作のアートについてです。

贋作(がんさく)とは、
他者を偽る意図をもって絵画、彫刻、書などの芸術品や工芸品に似せて模倣品を作成すること、またその作品のこと。 偽作(ぎさく)とも言う。 これに対して本物の作品のことを「真作」(しんさく)と称する。

※wikipedia出典


※これはあくまでも私の知りうる範囲の話です。
このゾーンが怪しいという注意喚起という感覚で見ていただければと思います。



先ず贋作ができる理由として


・悪意の営利販売目的


・善意の営利販売目的


・贋作者の自己満足


があります。




そして模倣される作家、

・ネームバリューがある作家が選ばれる。いわゆる大家。


作品については


・既存の作品の複製

・その作家の作品の未発表作として出す

・技術的にやや高度(超絶過ぎず簡単すぎず)



というところでしょうか。


・悪意の営利販売目的とは

いわゆる買い手をだまして利益を得ようとする場合です。
一点を高額で売る場合、かなりの数を安値で売る場合など様々ですが、複数で売るなら版画、リトグラフもしくは、
作家が似たような作品を連作で作っている場合が多いと思います。


・善意の営利販売目的

例えば知人に頼まれて、家に飾るように有名な作品と似たものを作ってほしいといわれた場合等、特定の人たちの中で楽しむための制作。


・贋作者の自己満足

作品に対してのオマージュや自分の技術への挑戦として制作する。
完成した段階で満足するタイプと、それを他人に見せて騙せるところまで求めるタイプといる。



以上が私が思う簡単な贋作の成り立ちです。



現代において、美術作品というのはいわゆる投資商品です。

歴史的価値というのと芸術的価値というのは厳密には少し違います。
歴史的というのは政治的、民族的、個人的背景が含まれます。
芸術的というのは美術史の文脈、新規性が関係しています。


美しいとかは関係ありません。

簡単に言いますとピカソの絵が高いのは芸術的評価です。
ピカソが駆け出しのころは革命的に新しい芸術表現が台頭してきたころで、これは日本における明治維新的なイメージでいいかと思います。それまでの価値観から離れた表現が出てきました。いわゆるセザンヌとかの印象派やゴッホとかです。

なので非常に価値があるんです。一つの発明です。特にピカソは理論によって作品を構築していると私は思います。天才というよりは努力家。そして非凡。

そして贋作が多いのも大体この時期の作家たちです。
いわゆる今から100年あまり前の作家ですね。
このあたりの作品の価格が億以上で取引されてることや、一つの作品制作にかかる時間が以前に比べ短いため。
またチューブ絵具が生まれたことで、作品の生産数も非常に多くなりました。
そこに贋作の入るスキができています。

この当時の作品というのは理論を考えるのが大変で、描画の技術レベルが高いわけではありません※筆遣い、手癖はあります。
なので贋作がよく出てきます。



この辺の作家を、誰かに買わないかと聞かれたら、専門家に見てもらうのが一番ですが、重要なのは

・制作年を聞くこと
※このあたりの作家だと大体の年で作風が変わったり、モチーフが変わったり、色が変わったりします。

・同じ作家の他の作品の画像と比べて筆幅やストロークをみる。
※作家の得意とする線の太さや長さがあります。真似しようとすると慎重になるので線が弱くなったり、きっちりしすぎたりします。

・値段が数百万はありえない。
※いくら何でも安すぎます。まれに蚤の市で買った無銘の作品が実は有名な作家で数千万になったとか聞きますが、本人の作品と言ってその価格は怪しすぎます。



このあたりはチェックしたいですね。
まぁ向こうはプロでしょうからその辺も踏まえてくるかもしれませんが。


次回へ続く~





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